「スカウト活動における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」の一部改訂について
令和2年7月22日
団委員長 各位
地区委員長 各位
地区コミッショナー 各位
理事会 各位
日本ボーイスカウト大阪連盟
理 事 長 福田 雅之
コミッショナー 川内 平
「スカウト活動における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」の一部改訂について
(通知)
ボーイスカウト日本連盟では、「スカウト活動における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」
の見直しを行い、一部改訂がありました。
それに伴い、大阪連盟のガイドラインの対応レベルを変更します。
なお、今回の日本連盟ガイドラインの改訂は、学校の授業や部活動の状況、ご家庭との連携、また新し
い生活様式における熱中症予防、感染リスクの高い活動(宿泊プログラム)について追加されています。
引き続き日本連盟ガイドラインに沿ってスカウト、指導者と関係者の安全・安心を最優先にプログラム
の計画と実施をお願いいたします。なお、大阪連盟における現時点における活動ガイドラインは下記の、
2 項で記載の変更と、熱中症予防の追記以外の変更はありません。
また、宿泊を伴うプログラムの自粛も 8 月末までとし、変更はありません。
記
日本連盟ガイドラインの変更に伴い、政府専門家会議の 3 つの区分から文部科学省「新しい生活様式」
を踏まえた学校の行動基準の感染レベルに変更します。
大阪連盟の活動判断基準 「レベル 2」とする。(2020 年 7 月 18 日現在)
※ 今後の感染者数の推移等の状況の変化により適宜見直しを行う。原則以下のように運用します。
大阪モデル 青...文部科学省「新しい生活様式」を踏まえた学校の行動基準 レベル 1に相当
大阪モデル 黄...文部科学省「新しい生活様式」を踏まえた学校の行動基準 レベル 2に相当
大阪モデル 赤...文部科学省「新しい生活様式」を踏まえた学校の行動基準 レベル 3に相当
【日本連盟スカウト活動における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン(2020.7.10 ver.02)】
1. ガイドラインの目的 ⇒ 変更ありません
・ 地域で感染拡大防止に取り組みながら、「新しい生活様式」に対応したスカウト活動を行って
いくための考え方を示す。
・ 感染拡大予防のための遵守すべき留意点を示す。
・ 活動に関連して感染が拡大する事態が起きた時の対応について示す。
2. 今回の追加変更点
・新型コロナウイルス感染症に対する考え方 (追加)
・各県連盟・地域ごとの活動の基準(方針) (追加)
政府専門家会議の3つの区分から文部科学省「新しい生活様式」を踏まえた学校の行動基準の感染
レベルに変更
【参考】 文部科学省「新しい生活様式」を踏まえた学校の行動基準
・隊、団におけるスカウト活動の実施の可否 (追加)
・活動内容(計画)と感染の予防と実践 (更新と追加)
・「新しい生活様式」における熱中症予防行動のポイント
・感染リスクの高い活動 (追加)
宿泊プログラムで留意点が記載されています。大阪連盟では8月31日まで自粛中です。
これから先のプログラムのために確認ください。
〇 活動に関連して感染が拡大する事態が起きた場合
・ スカウト活動に関連した活動で、感染が拡大した、もしくは拡大の可能性が疑われるような事
態があった場合は、関係者は各組織を通じた連絡(団→地区→大阪連盟)を速やかに行ってくだ
さい。
以上
スカウト活動における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン
(大阪連盟方針)
新型コロナウイルス感染拡大防止による活動自粛期間中におきましては、各団、隊において手紙や
WEB 等を活用され、スカウト活動の継続に努めていただき、感謝申し上げます。
日本連盟より「スカウト活動における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」(以下、「日本
連盟ガイドライン」とします)が発信され、対面型の活動の再開が示されたことを受け、大阪連盟の方
針を次のとおりまとめましたので、各隊の活動にご活用ください。
1 活動を再開しましょう!
活動の自粛により多くの団、隊で活動が縮小、停滞してしまっていることと存じます。「新しい生活
様式」を踏まえ、新たな日常の中でスカウト、保護者にとって魅力的な活動を再開しましょう。
2 活動実施の判断
日本連盟ガイドラインの変更に伴い、政府専門家会議の 3 つの区分から文部科学省「新しい生活様
式」を踏まえた学校の行動基準の感染レベル(3段階)に変更されました。大阪連盟では、大阪府の独
自基準(大阪モデル)に基づき、次のとおり活動実施のレベルを変更し判断を行います。
大阪モデル 青...文部科学省「新しい生活様式」を踏まえた学校の行動基準 レベル 1 に相当
大阪モデル 黄...文部科学省「新しい生活様式」を踏まえた学校の行動基準 レベル 2 に相当
大阪モデル 赤...文部科学省「新しい生活様式」を踏まえた学校の行動基準 レベル 3 に相当
※ 原則として上記の運用としますが、地域の実情により活動をひかえる必要がある場合は、団の判
断により活動を自粛してください。
3 活動再開にあたっての留意点
スカウト活動は、教育活動です。各地区(地域)の学校(教育機関)の動向を注視して活動しま
しょう。
・ 活動の再開にあたっては、スカウト、保護者の理解を得ることが何よりも大切です。団、隊か
らの一方的な発信でなく、スカウト、保護者と十分なコミュニケーションをとり、活動の趣旨や
方法を理解いただいたうえで活動を再開しましょう。
・ スカウトや保護者に不安がある場合には、活動参加を強いること無く、当初は活動時間を短く
し、徐々に長くしていくなど、段階的に活動を再開するような対策もご検討願います。
4 活動内容について
日本連盟ガイドラインに沿った活動を計画、実施してください。また、次の点にもご配慮くだ
さい。
・ 「自身の感染を防ぐ」という視点と同時に、「自身から他の人に感染させない」(無自覚だが自身
が感染している可能性を考慮し、他の人にうつさないように配慮する)という視点でも対策をとる
よう、スカウトに指導してください。
・ 屋外での活動を基本とし、室内での活動の場合は、通常よりも大きな部屋を使うなどし、密集を
避け、定期的に換気を行うようにしてください。
・ 3 密を避け、マスクを着用し、活動前の検温、手指や使用器具(特にドアノブ・手すり・スイッ
チ等)の消毒等の対策をお願いします。
・ マスクを着用しての活動となることから、熱中症対策にも留意してください。
・ 接触感染予防のため、スカウトが密に触れ合うゲーム等の実施は避けてください。セレモニー等
は 1m以上の間隔を空けて実施し、基本動作(ビーバーコール、仲良しの輪など)についても、状
況に応じて手法を変更するなど柔軟に対応してください
・ 極力、活動中はお互いに 1m以上の距離を保つように努力してください。しかしながら、スカウ
ト活動の中では、やむを得ず近距離となってしまうこともありますので、その際には、近距離とな
る時間を極力短くする、飛沫感染、接触感染を予防するといった対策をお願いします。
・ 学校授業でも、体育の際には、十分な呼吸ができないことのリスク回避や熱中症予防のためマス
クの着用は必須とされていません。スカウト活動も同様に、激しい運動を行う場合や熱中症の恐れ
がある場合に限り、マスクの着用は不要としますが、その際には十分な間隔(2m以上)を確保す
るようにしてください。
・ 熱中症予防に留意して活動してください
日本連盟ガイドライン第 8 項「新しい生活様式」における熱中症予防行動のポイント
・ 食事は原則弁当とし、自炊は極力避けてください。また、おやつの配給の際なども食器等の共有
は避けてください。
5 活動中に感染者等が発生した場合の対応について
・ スカウト・指導者の感染が判明した場合には、医療機関から本人(や保護者)に診断結果が伝
えられるとともに、医療機関から保健所に届け出がされます。
・ 感染者本人への行動履歴等のヒアリングは、保健所が行うことになります。保健所による感染
者の行動履歴や濃厚接触者の特定等のための調査には協力してください。
・ 感染が判明したスカウト・指導者や感染者の濃厚接触者に特定されたスカウト・指導者は直ち
に活動を中止してください。
・ スカウト・指導者の感染が判明した場合には、保健所と連携して、当該感染者が活動した範囲
の物品を消毒して、更なる感染拡大を防止することに努めてください。
・ スカウト活動中にスカウト・指導者に発熱等の風邪症状が発生した場合には、当該スカウト・
指導者を安全に帰宅させ、症状がなくなるまで自宅で休養するように指導してください。
◎ 宿泊を伴う活動は、令和2年 8 月 31 日まで自粛してください。
Scouting Never Stops
―――――――――――――― お願い ――――――――――――――――
(1)日本連盟の「スカウト活動における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」Ver02
を合わせてご確認ください。
(2)日本連盟ホームページにも新型コロナウイルス感染拡大予防情報が掲載されております
ので、合わせご覧ください。
掲載URL https://www.scout.or.jp/member/covid19_scout_guideline/